
あなたのWiFiルーターの利用目的は?
2016/10/24
モバイルルーターを使うと言っても、その利用目的は人それぞれです。
ですから一番適切なモバイルルーターというのは人によって違いますし、同じルーターでもどの契約を使うかでまた変わってきます。
そこでここではモバイルルーターの代表的な利用目的とそれに合わせたプランを考えてみます。
パソコンやタブレットを屋外で使う
まずモバイルルーターの利用目的として一番多いのが屋外でのネット環境構築です。
具体的にはノートパソコンやWi-Fi専用タブレットを外に持ち出してネットにつなげたいという目的の他に、Wi-Fi対応の携帯ゲーム機で遊ぶなどの目的です。
ただ外で利用すると言っても色々な用途が考えられるので、いくつかパターンを分けて考えてみたいと思います。
テキストメインのサイトやメールの確認
まず屋外でタブレット等を利用すると言っても、テキストメインのサイトを閲覧したりちょっとしたメールを確認する程度であればそこまで回線速度は必要ありませんし容量を利用する事も有りません。
なので、格安SIMでも1Gや3Gと言った低容量で月額料金が安価なプランをお勧めします。
また滅多に閲覧する事は無いがたまに動画など通信容量が必要な使い方をするという方であれば、追加で通信容量を購入できる格安SIMを選びましょう。
逆にサイトの閲覧すら滅多にしないという方であれば高速通信が一切ない代わりに500円代で利用できるワンコインSIMを利用するというのも手です。
動画の閲覧やソフトのダウンロードなど容量を必要とする
次に屋外でも動画の閲覧をメインに行うという方はWIMAXがおすすめです。
WIMAXは高速通信を月間で大容量の利用が可能となっていますし、格安SIMよりも回線の速度が安定しています。
ですから通信容量が必要になる動画やネットゲームなどであればWIMAXを利用しましょう。
またゲームやアプリ、音楽のダウンロードやストリーミングなども容量が必要になるので月間の上限がないプランがあるWIMAXがおすすめです。
利用の際の注意点として、容量無制限とはなっています一定期間に使いすぎると通信規制が入る事があります。ホームページで注意勧告しているので利用の前に確認しましょう。
公衆Wi-Fiを利用する
利用目的という括りからはずれますが、屋外でも特定の場所でしか使わないのであれば公衆Wi-Fiがセットについてくるプランを利用する方法があります。
代表的な物がワイモバイルのポケットWiFiで契約するとソフトバンクWiFiスポットを利用する事が出来ます。
ソフトバンクWiFiスポットは大手キャリアの中でもかなりの普及率を誇っておりほぼ全国で利用できます。その他、格安SIMの中にも公衆Wi-Fiスポットが利用できる物がいくつか存在します。
家の中で使う
モバイルルーターの主な用途は屋外での利用ですが、最近では工事が必要ないというメリットから家庭内の固定回線の代わりに使う方も増えてきています。
また固定回線でもWi-Fiが使えるようになるWiFiスポット機能を持ったモバイルルーターも存在しています。
固定回線の代わりに使う
固定回線の方が速度が速く通信量の制限が緩いのですが、大容量のダウンロードやアップロードなどをしない、家でも簡単なwebプラウジングとたまに動画を見る程度で速度を求めないという人であれば固定回線の代わりにモバイルルーターを利用するという選択肢があります。
また社宅や寮などでネット回線を引くことが難しい、すぐに転居してしまうので工事をするほどでもないという人にとっても工事がいらないというメリットがあります。
固定回線の代わりに使うのであれば、容量制限がないWiMAXの契約がお勧めです。
クレードルを使ってアクセスポイントとして
そもそもクレードルというのは卓上ホルダー全般を指す言葉であり、スマートフォンを購入した際に付属する卓上ホルダーのように充電をするのが主な目的です。
ただモバイルルーターのクレードルはそれ以外に有線LANの接続機能が付いています。
これを使うことでモバイルルーターをWi-Fiアクセスポイントとして使える他、Wi-Fi未対応のパソコンなどにLAN接続して使う事ができます。
すでに家庭に固定回線があるという方でも、Wi-Fi設備が無い場合はこういった機能を持ったモバイルルーターを購入する事をお勧めします。
通信費の削減のために
モバイルルーターは固定回線の代用として十分使えるという事で、モバイルルーターに一本化して通信削減を考える方もいます。
この場合通信制限が緩いWiMAXが基本的にはお勧めです。
ただ携帯代の削減も考えたいなら格安SIMの利用をお勧めします。というのもWiMAXもワイモバイルのポケットWiFiも通話契約が存在しない為です。
なので格安SIMの音声通話付きプランで通信容量が10Gなどの大容量プランの利用を考えましょう。
ただし格安SIMは無料通話が無い事が多いので通話が多い方は向きません。
通話が多い方であれば無料通話が充実している大手キャリアのガラケー(フィーチャーフォン)とモバイルルーターの二台持ちという方法もあります。